人生で初めて占ってもらった話

タロット占い

プロに占ってもらった話」を書いているうちに、人生で初めて占ってもらったときのことを思い出しました。

黒歴史です。気分が悪くなる話なので要注意。
(占い師さん以外、真っ黒!)

因習村の人々

これは昭和の話ではなく、平成の話です。

社会人として新たな人生がスタートする直前の3月、卒業式が終わるや否やお見合いの席が設けられました。

「は?????」です。

しかし相手のあることなので当事者が逃亡する訳にもいかず、訳が分からぬまま出席。
もう結婚は決まったかのような親同席(向こうは祖母まで来ていた)の顔合わせです。

当然断りましたが、親の出身地である因習村は閉鎖的で前時代的な村社会です。
断っているのに「最初は嫌がるものだ、しつこく会わせれば丸め込める」という考えなので終わりません。
何度断っても勝手にデートの約束が決められ、田舎の老人(たぶん)が考えた変なデートコースを連れまわされ。

親は親で因習村育ち丸出し。自分の言いなりにならない娘に腹を立て
「この話を断るなんてお前は頭がおかしい!お前のような我儘は〇〇家から出ていけ!絶縁状に判子を押せ!」(すげー親でしょ?)

学校を卒業したばかりで実家住まいの小娘にできる抵抗には限りがあります。
いよいよ追い詰められた私は、ふと隣町の駅ナカに占いコーナーがあるのを思い出しました。

駅ナカのにエスカレータ脇にいた占い師さん

駅構内のショッピング街のエスカレータ脇にイベント設置されていた占いコーナーでした。
あまりお客さんが来ないのか、値引き額の1000円で占ってくれました。
(ほぼ学生ということで500円だったかも)

若いお嬢さんがお見合い相手について占ってほしいと言ってきたのですから、占い師さんはやる気満々(笑)で占ってくれました。

タロット占いです。

「ふんふん・・・

あれー?

その気になっているのはどちらかというとあなたのほうで
お相手の方はまったくその気はないみたいですよ?」

と教えてくれました。
あなたの仰ることと全然違うみたいですよーと。

タロット占いで覚醒した瞬間

それを聞いてハッと全てを悟りました。

しつこくデートさせられていましたが、向こうがこちらに好意がある訳ではない事くらい分かります。

一方、自分は親から毎日毎日説教という名の暴言を浴びせられ、住んだこともない因習村の村人には気持ちの悪い甘言を聞かされ、次第に追い詰められて「そういうものなんだろうか・・」と丸め込まれかけていました。

向こうはただ親から言われた通りにしているだけ、こちらは何もしていないのに終身刑の判決を受けている状況


バカバカしい。

心底納得できたので、明るい顔で占い師さんにお礼を言いました。

これが生まれて初めて占い師さんに占ってもらったエピソードです。

その後の顛末

次のデートで本人に向かって直接断りました。
本当はお断りは仲人に伝えるものですが、仲人はこの話をまとめようと嘘ばかりつくので直接言いました。

すると向こうは

は?え???なんで???

とポカーーン

こちらは何度も断っているんですけど・・(怒)
・・・だいたい、私のどこが良かったんです??

と聞くと

え?そりゃ学歴と家柄が釣り合うから・・(キョトン)

かつてないほどの怒りがこみあげてきました。

もう、ほんとにお断りしますんで!

え、え、でも・・・また連絡しますね(ヘラヘラ)

てな感じで終りました。

帰宅して親に「こんなこと言われた」と言ったら「当たり前の事でしょうが!家と家が縁組するのが結婚!好きだの嫌いだの我儘を言うな!」と、全く話が通じませんでした(因習村・・)

しかし、さすがに私のあの権幕に奴らも諦めたようでもう連絡は来ませんでした。

まあ、因習村の息子の嫁に条件がちょうどいい私が狙われたんでしょう。
知恵がつくと逃げられるので、まだ何もわからない年頃のうちに言いくるめて(騙して)結婚させるのが親の務め、というのがあの村のセオリーらしいです(言っておきますが、平成の話です)

日本人の99%の人には信じられないと思いますが、本当にいるんですよ、こんな時代錯誤な人種が。

最近はSNSで地方の信じられないような時代錯誤エピソードが表に出てくるようになりましたが、同じ日本に住んでいても中世みたいな閉鎖的な農村社会そのままの地域が本当にあるのです。
絶対に逃げた方がいいです。