死神はタロットカードのうち悪い意味で最もポピュラーなカードです。
そしてこのカードほど解釈が分かれるカードもないです。
死神の意味は終末
死神の意味は「終末」「死と再生」です。
見た目のとおり、非常に悪いカードであることは間違いありません。
ところが、良い意味のカードとして解説しているものもあります。
必ずしも間違いではないものの、これには少し説明が必要です。
ちょっと現代的なイメージで言えば自己破産でしょうか。
長い間債務超過で苦境が続き、しかも状況は悪くなる一方。
遂にどうにもならなくなり自己破産することになった、といったイメージです。
この状況を敢えて「良い」と言えなくもないです。
経済的に破綻している状態を全て清算し、一からやり直すことは良い事とも言えます。
しかし、そもそも自己破産するような状況にならないに越したことはない訳で、やはり良いカードだなんてとても言えません。
では、個人ではなく会社や組織、街などで考えてみるとします。
大きく進歩、成長していくためには「破壊と創造」「スクラップ アンド ビルド」が時には必要ですが、そういった厳しい局面を死神は表しています。
不採算事業は売却し従業員は解雇、旧態依然な組織は解散、老朽化した建物は解体し更地に。
大事なことだとは分かりますが、やはり当事者になるのは勘弁願いたいところですよね。
サービストークかなあ
友人やお客さんを占っているときに死神が出た場合、見た目が分かりやすいカードであるが故に相手はショックを受けてしまいます。
そのとき占う側は「今まで続いてきた悪い状況が終わり、新しい状況が始まることを表しているのですよ」とかなんとか、できるだけポジティブに説明すると思います。
子供の頃に読んでいたタロット本も「見た目は恐ろしいカードですが、物事には終わりと始まりがあり・・」等々、なるべく読者が怖がらないよう気を使って書かれていたのを思い出します。
なので、良いカードなのではなく「怖がらないで聞いてね」という感じかなあと思います。
死神の逆位置
では逆位置になるとどうなるでしょうか。
実はタロット本によって正逆の意味が逆だったりするのです。
初心者が混乱する最大のポイントではないかと思います。
ぽんぽこは
正位置:詰み。どうにもならない状態で停止。ゲームオーバー
逆位置:状況が終わり(死を迎え)、新しく生まれ変わる
という解釈で教わりました。
怖いカードだけど、逆位置になると明るい意味になるよと。
しかし、一般的には正位置が再生の意味で、逆位置のほうが停止したまま動けない意味と解説しているもののほうが多いように思います。
ぽんぽこが学んだタロット本にも「正位置と逆位置の意味を逆とする本もありますが、この本では・・」と書かれていて、不思議に思ったものです。
で、ぽんぽこはどう解釈しているのかというと
どっち向きでもダメ!
と簡単に解釈しています。
日常レベルのことを占う専門ですのでね・・。

